彼方からのメッセージ

数日前のこと

知り合いのＴさんから電話がありました

大きな蜘蛛に襲われる、怖い夢を見て目覚めると

ベッドの横には男性の人影があり

Ｔさんの腕を掴んでいたそうです

ビックリして慌てて目を閉じ

また目を開けてみると

まだその人影はそのまま…

話を聞いた私は

怖かった！？

そりゃ、怖いよー

答えるＴさんでしたが

私はそれがどなたなのかピンと来ていて

ペンデュラムで確認し

お父さんの方のお祖父ちゃんだよ

するとＴさんからは

そう言えば金色に光ってたびっくり

Ｔさんのお祖父様は

生前、私達の年代ならほとんどの人が知っている

大手の会社の会長さんをされていました

Ｔさんが幼い頃に他界されていますが

この夏に、たまたま…と言う感じで

お祖父様の社葬が行われたお寺に一緒に行く機会があり

物心つくか、つかないかだったＴさんから

お祖父様のお話を聞かせて貰っていました

目を開けた時にお祖父様が掴んでいた腕には

少しだけ跡がついていたらしく

そうまでして来てくれたお祖父様が

何を伝えたかったのか、聞いて欲しいと

ミディアムリーディングとなりました

対面で行った為

Ｔさんの許可を頂いて、少しだけ内容を載せさせて頂きます

『日々流されるように時間が過ぎている

でも、50歳

人生はそんなに長く無い。』と

Ｔさんの今の生活を顧みるように促されました。

これからの人生をＴさんが充実して過ごせるようにと…。

明治生まれのお祖父様ですが

若い頃に、かなりかなり(笑)ヤンチャをしていたＴさんのことも

『この子は何か出来る

きっと大人になった時には

何かやりとげる』

度が過ぎると思われるヤンチャっぷりでも

その姿をあちらの世界から

温かい気持ちで見ていたようですおねがい

お祖父様は『50歳』を節目と考えられていたようで

50歳を迎えて半年以上経っても

勢いもなく

日々流され

『１歩踏み出すどころか、後ろに下がろうとしている』

『仕事を精一杯頑張っているのはわかっているので

仕事面は全く問題は無い。

私生活を考える。』

『今まで大変なこともたくさん乗り越えて来た。

幸せの大きさは、ものさしでは測れない。

子供達も孫達も成長して、幸せに思うかも知れない。

でも、自分が残りの人生を充実して幸せに過ごすことを考えなければ。』

お祖父様の息子様であるＴさんのお父様のことも

認知症であるお父様は徘徊などは無いようですが

『出て行こうとすると、話し掛けている』

と、お祖父様が止めて下さる場面もあるのだとか

Ｔさんのお母様は長男であるＴさんに

必要以上に頼るのを遠慮されているそうで

『何でも連絡して』と言ってあげるようにと

そうしないと、肝心な時も遠慮をしかね無いのだと

私達の年代には

納得してしまう言葉の数々でしたが

『(お父様のことを)もう少し頼みます』と

お祖父様の言葉に

Ｔさんも頷いていました

『これからの人生

自分らしく生きて行く。

いずれ、こちらに来た時に、たくさん土産話を聞かせてくれよ。

暗い話ばかりしないでくれよ(笑)』

最後にＴさんのフルネームを

明るく、そして力強く呼び

『一本筋を通せ！』

エールを送られていました

私にまで

『今回は世話を掛けました。

すみませんでした。

甘いかも知れませんが、ＴはＴで苦しんでいると思っています。

ありがとう。

今後は安心して見て行きます。

Ｔを宜しくお願いします。』

温かく、優しく

そして、しっかりした丁寧な言葉で伝えて下さいました。

私の印象では

頑固さが無く、柔軟と言うか

否定することも何もなく

色々な可能性などを感じながら

物事を考えるお人柄を端々に感じていました

ミディアムリーディングを終えて

Ｔさんは

『モヤモヤしていたのがスッキリした！！』

今回も、素敵なお祖父様からのメッセージをお伝え出来て

私自身も温かい気持ちイッパイのリーディングでした

お祖父様のメッセージの内容は理解出来たと言うＴさん。

『全部お見通しだね』

と言っていましたが

お祖父様からのメッセージを胸に

これからの人生に役立てて貰えたら

Ｔさん、お祖父様

ありがとうございました